日本翻訳連盟(JTF)

NHK放送通訳者 柴原智幸先生『放送通訳実践勉強会』

開催日 2024-12-07〜2024-12-07
開催場所 オンライン開催(Zoom)
概要 この放送通訳勉強会は...

・現役NHK通訳講座者の柴原智幸先生が講師を務めます
講師を務めてくださるのはNHK放送通訳者の柴原智幸先生です。
ご自身に求める通訳基準は非常に高く、「なぜこう訳出したのか、または、なぜその訳出をしなかったのか」を明確に説明できる「意図を持った訳語選択」を非常に大切にされています。
ご自身への厳しい通訳基準を持つ一方で、お人柄や物腰は非常に柔らかく、膨大な知識や教養、なにより実践経験を背景にした的確なフィードバックは多くの受講生を虜にしています。
ご自身での通訳現場をもつ現役の放送通訳者だからこそ、実際の現場で活きる、活かせるフィードバックを受講者の皆さんに返してくださいます。


・受講生に求められるのはただ1点「積極的な姿勢」だけ
「放送通訳」と聞くとハードルが上がるように感じるかもしれませんが、だからこそ練習の恥はかき捨て、失敗しても安心・安全な環境でチャレンジしてもらえる空気感を大切にしています。通訳レベルについても不問です。いまできるかどうかも問いません。「できないからこそできるようになりたい、うまくなるために頑張りたい」と食らいついてくれる方ならどなたでも歓迎します。これまでの勉強会でも現役通訳者はもちろん、普段は翻訳メインで通訳の経験があまりない方も多く参加されています。
この勉強会で求められるのはただ1点、「積極的に参加する姿勢」だけです。他の参加者の質問と訳出、それに対する柴原先生の回答を聴いているだけでも確かに楽しいでしょう。しかしそれで得られるものは「楽しかった、ためになった」程度の感想だけです。「通訳者として上達したい」のであれば、「聴いているだけ」ではなく、たくさん恥をかくつもりで積極的に参加(質問・発表)してください。


・事前の準備が必要です
申込直後にメールで勉強会の課題が届きます。課題は時事ネタや過去のニュースに関するものです。
当日は簡単な自己紹介の後、すぐに「課題に関する柴原先生への質問」に入るので、勉強会の参加にあたっては当日までに課題を読み込み、疑問や質問、ご自身なりの訳を作るところまで準備してご参加ください。勉強会の基本的な流れは以下の通りです。
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参加者自己紹介
課題に関する柴原先生への質問と回答
参加者が順番に訳を発表(尺合わせあり/なし どちらでも)
柴原先生から発表者へのフィードバック
柴原先生の訳出
柴原訳への質疑応答勉
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繰り返しですが、この勉強会の価値は参加者自身の「積極参加」にかかっています。「お勉強(座学)の場」ではなく「実際の通訳現場に臨むつもりで」参加されることを強くお勧めします。(これも繰り返しですが、うまくできるかどうか、はまったく問いません。大切なのは努力する姿勢、食らいつく姿勢です)


・全体を通して「和やかな雰囲気」で行われます
柴原先生がご自分に求める高い通訳基準や、参加者に求める積極的な参加姿勢について書きましたが、勉強会自体は常に和やかな雰囲気で進められ、柴原先生の軽妙な語り口やこぼれ話に数分ごとに笑い声が起きています。
初参加時は緊張するかもしれませんが、初めての方も安心して参加していただけるような場作りを行なっているので、ぜひ思い切って飛び込んでみてください。
外部リンク https://kase2.info/shibahara1207lpstep
主催 通訳者/翻訳者の学びのコミュニティ『カセツウ』