私の一冊『中国哲学簡史』
第61回:中国語翻訳者 楊 墨秋さん 今回ご紹介する『中国哲学簡史』(著:馮友蘭)は中国哲学の定番の入門書とも言える一冊です。中国の著者による中国哲学の中文書ではありますが、正真正銘の翻訳書です。 この本はもともと著者が
続きを読む第61回:中国語翻訳者 楊 墨秋さん 今回ご紹介する『中国哲学簡史』(著:馮友蘭)は中国哲学の定番の入門書とも言える一冊です。中国の著者による中国哲学の中文書ではありますが、正真正銘の翻訳書です。 この本はもともと著者が
続きを読む第60回:英日ゲーム翻訳者 サラチ@EmptyLotさん 2001年に出版、ベストセラーとなった「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」から派生した「英語を読む」ための「日本人による日本人のための英語」の物語
続きを読む第59回:英日翻訳者 浅倉奈都さん 私がこの本を手にしたのは、シンガポールでちょっとした病気で入院した時だった。 その時、海外での入院生活でさみしい思いをしているだろうと、シンガポール人の友達が、「すごく面白いから読んで
続きを読む第58回:英日翻訳者 池田 彩さん 病院で患者を支える“ファシリティドッグ”。2010年から静岡県立こども病院で活躍し、多くの人に勇気と安らぎを届けたベイリーの姿を覚えていらっしゃる方もおられるでしょう。私は小学生の頃に
続きを読む第57回:通訳者 林 慶子さん 読み終えた後に、連続ドラマの最終回を見終えたあとのような「ロス」を感じた本がある。それが、『カルチャー・マップ』だ。当時4歳だった娘に「ママの好きな黄色い絵本」と呼ばれるほど、夢中になって
続きを読む第56回:ジャワ舞踊家 冨岡三智さん この小説は、植民地時代末期のインドネシアのジャワ社会において、農民に生まれながらプリヤイ(上流階級)の仲間入りを果たした主人公一家の三代の物語である。原題は『プリヤイ』で、まさにこの
続きを読む第55回:マレー語屋 飯島 葉月さん 外国語や翻訳にみなさんが興味をもたれたのはいつ・何がきっかけでしたか。私は幼少期のこの絵本との出会いが大きいです。 この絵本は可愛い絵とともに言葉が6言語(スペイン語・フランス語・中
続きを読む第54回:翻訳者、英語講師 池尻壽子さん 翻訳者に必要なスキルとは何であろうか。英語力、国語力、文章力等、様々な回答が出てくるに違いない。 突然であるが、「黙殺」を読者の皆様はどのように英訳するだろうか。筆者は、大戦末期
続きを読む第53回:ウクライナ語翻訳者 コマロウシカ・ヴィクトリヤさん ウクライナの印象派作家、ミハイロ・コチュビンスキーが書いた『Intermezzo』。この本は、休むことの大切さを思い出させてくれる、私にとっての座右の書です。
続きを読む第52回:ゲーム会社ローカライズ・ディレクター オドネル ジェニファーさん メディアの翻訳が簡単ではない。直訳すると文章の雰囲気やキャラの個性が虚しくなる。意訳すぎると原作の意図が歪んでしまうかも。小説、ゲーム、漫画など
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