私の一冊:『29歳、今日から私が家長です。』
第75回:韓日翻訳者 織田 等子さん 男性と女性の役割を入れ替えてみたら、小さな違和感が見えてきた――日常に潜む家父長制度に気づき、考えるきっかけをくれる一冊だ。ユーモアたっぷりな物語に仕立てられたこの作品には、まず原書
続きを読む第75回:韓日翻訳者 織田 等子さん 男性と女性の役割を入れ替えてみたら、小さな違和感が見えてきた――日常に潜む家父長制度に気づき、考えるきっかけをくれる一冊だ。ユーモアたっぷりな物語に仕立てられたこの作品には、まず原書
続きを読む第74回:韓日字幕・吹替・出版翻訳者 德田 晴子さん 仕事で悩んでいると、翻訳者の方が書いたエッセイを読みたくなる。数年前、初めて吹替の仕事をいただいて苦戦していた時、偶然目に留まったのが本書だった。 本書には『刑事
続きを読む第73回:英日字幕・出版翻訳者 梅澤 乃奈さん 翻訳の勉強を始めてから1年が過ぎて、児童書を訳したいという気持ちがかたまったころに出会ったのが、「貸出禁止の本をすくえ!」だった。まずは原書で読んで、自分でも少し訳してみた
続きを読む第71回:英日翻訳者 廣瀬 麻微さん ミステリが好きだ。特に女性または少女たちが、社会や暴力から自分や他者の尊厳を守るために闘うクライム・フィクションが好きだ。読むのがつらい作品もある。でも、やめられない。昔はそれがよく
続きを読む第70回:フランス語翻訳者 井田 海帆さん 翻訳を生業にしていると、「機械翻訳の性能が上がってきて、もうその仕事ヤバいんじゃない?」などと言われる。なんなら聞き飽きてきた頃合いである。いまいちピンとこないまま「いやぁ…ね
続きを読む第69回:韓日翻訳者 吉良 佳奈江さん ―かつて世界には女性が存在していませんでした。だから歴史の授業で女性の偉人について習わないのです。 「そんなわけないだろ!」と突っ込みたくなる一文から始まるこの本は、19世紀ヴィク
続きを読む第68回:台湾文学研究者、翻訳者 橋本 恭子さん 私は現在、台湾を研究フィールドとし、訳すのも基本的に台湾のものだが、大学時代はフランス文学を専攻していた。それにはヨーロッパの近代文学に深く傾倒していた変わり者の父の影響
続きを読む第67回:中世イスラーム史研究者・アラブ小説翻訳者 柳谷 あゆみさん ファドワ・トゥカーンは一篇の詩で十人の戦士を生んだと言われるパレスチナの女性詩人である。兄イブラーヒームもまた著名な詩人でイラク国歌は彼の作詞による。
続きを読む第66回:韓国語翻訳者 清水 知佐子さん 翻訳の仕事を始めたころに、ある人に言われた言葉がある。「翻訳は、出発語と到着語の両方のネイティブスピーカーがペアを組まなければいいものにはならない」。出発語のネイティブスピーカー
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